韓国　けさのニュース（１１月２２日）

◇米国防長官　来春の韓米軍事演習を縮小　マティス米国防長官は記者団に対し、毎年春に韓国軍と実施している合同野外機動訓練「フォールイーグル」について、「外交を妨げない水準で実施する」として、来年は規模を縮小する方針を明らかにした。米メディアが報じた。韓米軍事演習を「ローキー（控えめ）」で進め、非核化を巡る北朝鮮との交渉を促進させる狙いとみられる。◇南北が非武装地帯で道路連結へ　休戦協定締結後初めて　韓国と北朝鮮は地雷の撤去作業を進めている北部の非武装地帯（ＤＭＺ）にある「矢じり高地」（江原道・鉄原）で軍用道路を連結する。南北が軍事的ににらみ合った状態にあるＤＭＺ内の道路を連結するのは、１９５３年に朝鮮戦争の休戦協定が締結されてから初めて。◇国会が正常化　来年度予算案など審議再開へ　与野党が公共機関の採用不正に関する国政調査の実施や国会正常化に合意したことを受け、国会常任委員会は大詰めとなっている来年度（１～１２月）の予算案や民生方案の審議を行う。最大野党「自由韓国党」は国政調査を求め、１５日から国会審議を拒否し、国会がストップしていた。◇ソウルなど中部地方で氷点下　ソウルなど中部地方で氷点下を記録し、江原道の山間地域では積雪を観測する見込みだ。ソウルの朝の最低気温は氷点下１．２度を記録した。日中最高気温は５～１１度と低く、強い風が吹く見通しで、気象庁は健康管理に注意するよう呼びかけた。