パプアニューギニアに到着後、手を振る文大統領夫妻=16日、ポートモレスビー(聯合ニュース)
パプアニューギニアに到着後、手を振る文大統領夫妻=16日、ポートモレスビー(聯合ニュース)
【シンガポール聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は16日(日本時間)、アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に出席するためパプアニューギニアを訪問した。 シンガポールを訪れていた文大統領は、東南アジア諸国連合(ASEAN)関連首脳会議などの日程を終え、同日午前、専用機でチャンギ国際空港を出発し、同日午後にパプアニューギニアのポートモレスビー・ジャクソン国際空港に到着した。 文大統領はシンガポールでロシアのプーチン大統領、米国のペンス副大統領と会談したのに続き、17日には中国の習近平国家主席と会談し、朝鮮半島非核化について意見交換する予定だ。文大統領は会談で中国に対し、北朝鮮の非核化措置を導き出すための積極的な役割を果たすよう要請するとみられる。 文大統領はオーストラリア、パプアニューギニアともそれぞれ首脳会談を行う。 17日に開幕するAPEC首脳会議では、韓国政府の「革新的包容国家ビジョン」を紹介し、第4次産業革命による情報格差の解消に向け「デジタル革新基金」の創設を提案する予定だ。 文大統領は18日に帰国する。
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