米下院選でアンディー・キム氏当選　20年ぶり韓国系議員

【ニューヨーク聯合ニュース】6日（現地時間）に投開票が行われた米中間選挙の連邦下院選（ニュージャージー州3区）で韓国系の民主党候補アンディー・キム氏の当選が確定したと、現地メディアが14日報じた。韓国系の議員は、ジェイ・キム（韓国名:金昌準＝キム・チャンジュン、共和党）下院議員以来、20年ぶりとなる。

　アンディー・キム氏の得票率は49．9%で、共和党現職候補を1．1ポイント上回った。キム氏は最終結果の発表まで1週間ほど残す時点で当選が確実とされ、勝利を宣言。8日、聯合ニュースをはじめとする韓国特派員とのインタビューで、「北との平和は私の最優先順位で、下院入りすればこの問題に取り組む」と話した。

　キム氏はシカゴ大卒、英オックスフォード大で国際関係学の博士号を取得した。オバマ前政権期の2009年9月にイラクの専門家として国務省に入り、13年～15年2月には国防総省と国家安全保障会議（NSC）でイラク担当の補佐官を歴任した。