私立幼稚園の不正国政監査に登場した“ヘッドライト園長”が強烈すぎて話題に=韓国
私立幼稚園の不正国政監査に登場した“ヘッドライト園長”が強烈すぎて話題に=韓国
最近、韓国では私立幼稚園の会計不正事件が社会問題となり、私立幼稚園に対する非難が相次いでいる。

共に民主党の朴用鎮(パク・ヨンジン)議員は先月11日、韓国全国17か所の市・道教育庁が2013~2017年の監査を実施した結果、全国1878か所の私立幼稚園で5951件の不正が摘発されたと明らかにした。

これに関して前月29日、教育部と全国市・道教育庁を対象に国会教育委員会国政監査が実施され、「これまで私立幼稚園長が校費でブランドバッグを購入したり、カラオケに行ったり、韓国幼稚園総連合会(韓幼総)の会費を出したりしても、きちんと処罰されなかった」と指摘された。

 そんな中、ある私立幼稚園の園長に注目が集まった。全羅北道(チョルラブクト)にある私立幼稚園のキム・ヨンイム園長は「これ(ヘッドライト)を使って明け方から仕事をしている」と話しながら、質疑中に頭にヘッドライトを装着。「政府が無理に法を適用し、私立幼稚園が不正として批判を受けている。わたしたちは本当に哀れだ。月給も供給できない園長が多い」と指摘に対して訴えた。キム園長はまた、「園長全員がルイ・ヴィトンではない」と泣き叫び、その後退場した。

 キム園長をさらに有名にしたのは6万円相当のブランドシャツとまったく同じ“コピー商品”を着用していたことだ。“コピー商品”は彼女自身の主張ではあるが、校費でのブランド品購入が問題視されたことへの抵抗だった。

 今後、さらなる調査が進むものと見られ、その動向が注目される。

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