会場の入口に置かれた掲示板の前で日本企業の採用情報を集める韓国の求職者=(聯合ニュース)
会場の入口に置かれた掲示板の前で日本企業の採用情報を集める韓国の求職者=(聯合ニュース)
【釜山聯合ニュース】日本での就職を目指す韓国人求職者を対象にした「日本就業博覧会」が5日、釜山の展示コンベンションセンター・BEXCOで開かれ、会場は多くの来場者でにぎわった。  雇用労働部や大韓貿易投資振興公社(KOTRA)などが共催する博覧会にはソフトバンクや日産自動車、日本電気硝子、ハウステンボスなどの大手企業を含む約110社の日本企業が参加し、約700人を採用する予定だ。 会場の入口に置かれた採用情報掲示板の前には大学卒業を控えた若者が集まった。 参加企業のブースでは個別面接が行われた。求職者は求職サイトの「ワールドジョブプラス」を通じて2カ月前から応募し、書類選考合格者が会場で面接を受けた。事前に応募していない来場者も会場で書類を出して面接を受けた。 就職説明会と就職専門家による特別講義にも日本で就職しようとする若者が集まった。 7日にはソウルのロッテホテルワールドで同じ博覧会が開催される。 博覧会の関係者は「国内で仕事がない若者のうち、海外就職に目を向け、新たに挑戦しようとする人が増加している」とし、「特に日本企業が韓国の若者の採用に積極的に乗り出しており、現場面接やインターンなどで1年ほど細かく観察した後、採用している」と紹介した。
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