文大統領(左)と法王フランシスコ=(聯合ニュース)
文大統領(左)と法王フランシスコ=(聯合ニュース)
◇ローマ法王 訪朝を事実上受け入れ 韓国青瓦台(大統領府)によると、文在寅(ムン・ジェイン)大統領は18日(現地時間)、バチカン(ローマ法王庁)で法王フランシスコと会談し、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)から法王への訪朝要請を伝えた。これに法王は「北朝鮮から公式の招請状が届けば行くことができる」と答え、訪朝する考えがあることを示した。歴史的なローマ法王訪朝がいつ実現するか、関心が集まる。◇文大統領 ASEM首脳会合で非核化協力呼びかけへ 欧州を歴訪中の文在寅大統領は18日(現地時間)、アジア欧州会議(ASEM)首脳会合に出席するためベルギーを訪れた。19日に会合に出席し、各国に北朝鮮非核化への協力を呼び掛ける。また、多国間・地域貿易の秩序を支持し、包容的な経済成長や経済のデジタル化などに対する韓国政府のビジョンも示す計画だ。◇米の北朝鮮担当特別代表 仏と北核問題を協議 米国務省のビーガン北朝鮮担当特別代表がこのほどフランスを訪れ同国当局者と北朝鮮核問題を協議したことが18日(現地時間)、フランス外務省関係者への取材で分かった。この関係者は「パートナーたちとの日常的な協議の一環として、米の北朝鮮担当特別代表との協議があった」と明らかにしたが、詳細には触れなかった。欧州歴訪中の文在寅韓国大統領は15日にフランスでマクロン大統領と会談しており、ビーガン氏のフランス訪問はその直後にあたる。フランスはこれまで北朝鮮の核問題には様子見の姿勢だったが、韓仏首脳会談を機に同問題に積極的に取り組むのではないかとの見方も出ている。◇健康リスク関連の医療費が増加 16年は約8800億円 韓国で、健康を脅かす要因とされる喫煙と飲酒、肥満にかかわる医療費が増加している。国会保健福祉委員会の所属議員が国民健康保険公団から提出を受けた資料によると、こうした医療費の支払い額は2016年に8兆9002億ウォン(約8800億円)で、14年に比べ22.2%増加した。
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