玄貞恩会長(資料写真)=(聯合ニュース)
玄貞恩会長(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国・現代グループの玄貞恩(ヒョン・ジョンウン)会長が、来月18日に北朝鮮の景勝地・金剛山で開催される金剛山観光開始20周年記念式に出席するため、訪朝を推進していることが、18日分かった。 財界関係者はこの日、「(金剛山観光事業を手掛ける)現代峨山が、現地での記念式開催準備のために近く統一部に北朝鮮住民接触申請を提出し、今月末ごろ北側と接触する計画だと承知している」と述べた。 玄氏の来月の訪朝が実現すれば、今年3回目の北朝鮮訪問となる。玄氏は8月に金剛山で行われた夫で同グループの元会長、故鄭夢憲(チョン・モンホン)氏の追悼式に出席したほか、先月平壌で開かれた南北首脳会談の特別訪朝団として訪朝した。 財界では玄氏が訪朝した場合、北朝鮮の関係者らに会って金剛山観光の再開など現代グループの対北事業について意見交換する機会があるとみており、結果が注目される。 これに先立ち、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)は、先月の南北首脳会談で発表した「平壌共同宣言」で「南と北は条件が整い次第、開城工業団地と金剛山観光事業をまず正常化(する)」と発表している。
Copyright 2018(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0