演説を行う文大統領=18日、ローマ(聯合ニュース)
演説を行う文大統領=18日、ローマ(聯合ニュース)
◇文大統領 バチカンでの「朝鮮半島平和ミサ」に出席  欧州を歴訪中の韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は17日午後(現地時間)、バチカン(ローマ法王庁)のピエトロ・パロリン国務長官(首相に相当)が同地で執り行った「朝鮮半島の平和のためのミサ」に参加した後、朝鮮半島に平和を定着させるための努力をテーマに約10分間の演説を行った。韓国の大統領がバチカンで演説するのは初めて。文大統領は18日には法王フランシスコと会談し、北朝鮮・金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)の平壌招待の意向を伝える。◇文大統領が伊首相と会談 朝鮮半島情勢など説明 文在寅韓国大統領は17日(現地時間)、欧州2番目の訪問国であるイタリアでコンテ首相と就任後初めての首脳会談を行い、両国関係の発展に関して意見交換した。会談で両首脳は国際社会の責任ある中堅国として韓国とイタリアが世界平和のためにさらに協力しなければならないという点で一致し、朝鮮半島情勢や朝鮮半島の恒久的な平和構築の努力などについて議論した。◇雪岳山に初雪 昨年より16日早く 北東部・江原道の江原地方気象庁は18日午前、雪岳山で初雪を観測したと明らかにした。この日午前6時までに約1センチの積雪が確認されたという。初雪は昨年の11月3日より16日早い。◇米国の為替報告書 韓国を「監視対象」に据え置き 米財務省は17日(現地時間)に発表した半期の為替報告書で、前回の4月に続き韓国を「監視対象」に指定した。制裁措置の対象となる「為替操作国」指定は免れた。今回監視対象に指定されたのは、韓国のほか日本、中国、インド、ドイツ、スイスの6カ国。このうち、中国は米中貿易摩擦の激化を受け為替操作国に指定される可能性が取り沙汰されたが、前回に続き監視対象に指定された。
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