握手を交わす韓国の趙明均(チョ・ミョンギュン)統一部長官(手前左)と北朝鮮の李善権(リ・ソングォン)祖国平和統一委員会委員長=15日、板門店(写真共同取材団=聯合ニュース)
握手を交わす韓国の趙明均(チョ・ミョンギュン)統一部長官(手前左)と北朝鮮の李善権(リ・ソングォン)祖国平和統一委員会委員長=15日、板門店(写真共同取材団=聯合ニュース)
◇南北が鉄道・道路連結の着工式実施で合意  韓国と北朝鮮は軍事境界線がある板門店の韓国側施設「平和の家」で閣僚級会談を開き、南北の鉄道・道路の連結・整備に向けた着工式を11月下旬から12月初旬までの間に行うことなどを盛り込んだ共同報道文を発表した。◇韓国大統領府の「司令塔」機能強化へ 重大災害発生時 韓国行政安全部は災害類型別の危機管理標準マニュアルを全面的に改定すると発表した。改定マニュアルでは、重大災害発生時の青瓦台のコントロールタワーとしての機能を強化するため、青瓦台国家安保室の役割を明確にする。また、国家安保室所属の国家危機管理センターが参加する災害管理テレビ会議を初期段階から運営できるようにする。◇ローマ法王が「訪朝を希望」 与党代表が発言 与党「共に民主党」の李海チャン(イ・ヘチャン)代表は、国会で開かれた最高委員会議で、ローマ法王が来年春に北朝鮮を訪問することを望んでいるという話があると明らかにした。李氏は、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)が、法王が訪朝すれば盛大に歓迎すると述べたことに言及。文在寅(ムン・ジェイン)大統領が法王に伝え、法王が北朝鮮を訪問することになれば大きな意味があるとの考えを示した。◇ヒマラヤ遭難の韓国登山隊の遺体 17日にも韓国到着へ ネパールにあるヒマラヤのグルジャ・ヒマール(7193メートル)登頂に挑んで死亡した韓国人5人の遺体が、早ければ17日早朝に韓国に到着する見通しであることが分かった。韓国山岳会の関係者が伝えた。遺体は当初ネパールで火葬される予定だったが、遺族が現地に向かう航空便が手配できなかったため、韓国に運ばれることになったという。◇元閣僚の柳時敏氏 盧武鉉財団の理事長に就任 盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権で閣僚の保健福祉部長官を務めた柳時敏(ユ・シミン)氏が、故盧武鉉元大統領の追悼・記念事業などを手掛ける「盧武鉉財団」の新たな理事長に就任した。柳氏は理事長の離・就任会見で、「盧元大統領が朝鮮半島の平和と繁栄、社会正義の実現に努力した韓国の指導者として国民の心に刻まれるよう、最善を尽くす」と意気込みを語った。また、「任命職の公職に就いたり公職の選挙に出馬したりすることは二度とない」と述べ、一部で取り沙汰される政界復帰の可能性を否定した。◇1千万円以上の輸入車 7割以上が業務用登録 1億ウォン(約1000万円)以上の高額な輸入車の多くが、業務用として登録されていることが分かった。国会国土交通委員会所属の野党議員が国土交通部から提出を受けた資料によると、昨年は1億ウォン以上の輸入車1万6512台のうち、76.4%(1万2614台)が法人・営業用として登録されていた。この議員は「実際には個人用として使用されている高額な輸入車を業務用として登録し、法人税を脱税しているという指摘が数年前からなされてきた」としながら、これを見分けるための実効性のある対策が必要だと主張した。
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