仁川国際空港の自動出入国審査ゲート(資料写真)=(聯合ニュース)
仁川国際空港の自動出入国審査ゲート(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国で暮らす外国人が10月から事前登録せずに自動出入国審査システムを利用できるようになる。韓国法務部が30日明らかにした。 審査官と対面せずに旅券や指紋、顔情報などを活用して出入国審査を行う同システムは、これまで韓国人と登録センターで事前登録をした韓国内に居住する外国人だけが利用することができた。 10月からは入国後に外国人登録を行った外国人や、居住場所の届け出を行った海外で暮らす外国籍の韓国系住民も事前の手続きをすることなく、同システムを利用できるという。 同システムを利用する外国人は現在、3.2%にとどまっているが、今回の措置により利用率が高まるとみられる。韓国人の利用率は50.4%となっている。 ただ、同システムを利用する日を基準とし、滞在満了日まで1カ月以内の外国人、届け出た居住地とパスポートに記載された事項が異なる外国人などは、事前登録をして利用するか、対面式の入国審査を受けなければならない。
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