<2018ア大会>スーパーラウンドの日韓戦、審判団も”日韓”
<2018ア大会>スーパーラウンドの日韓戦、審判団も”日韓”
野球”日韓戦”に、日本と韓国の審判が割り当てられた。大きな混乱は起こらなかったものの、大会運営のレベルがわかる事態ともいわれている。

 2018アジア大会・野球スーパーラウンド日韓戦が去る30日、インドネシア・ジャカルタGBK野球場でおこなわれた。結果は、韓国が5-1で日本に勝利した。

 日本戦に勝った韓国は1勝1敗となり、31日の中国戦に勝利すれば決勝に進出することになる。

 30日の日韓戦は、日韓両国メディアの関心が分かれた。韓国は地上波3局が中継したが、日本では放送局が別途に中継することもなく、現地入りした記者もほとんどいなかったという。

 そんな中、不可解な割り当てが話題となった。日本と韓国の試合にも関わらず、日本人と韓国人で構成された審判団がこの試合に割り当てられたのだ。もちろん、最も多くの判定が生じるホームベース、1塁には中立国である台湾の審判が入った。しかし、2塁には韓国人審判、3塁には日本人審判が名を連ねた。

 ある日本社会人リーグ専門メディアは「国際大会で相手国の審判が判定を下すことになれば、様々な憶測を呼びかねない」と懸念点を提起。また「アジアでは日本、韓国、台湾の3か国が野球上位圏を占めるため、そのレベルの判定を下せる審判も、この3国に集中している」とし、現実問題を言及した。

 韓国メディアも同様の見解だった。ある韓国メディアは「今回の野球審判の割り当ては問題がある」とし、「アジア野球発展のためには、審判と公式記録の準備にも力を入れなければならない」と報じた。


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