金宜謙報道官(資料写真)=(聯合ニュース)
金宜謙報道官(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国青瓦台(大統領府)の金宜謙(キム・ウィギョム)報道官は30日の定例会見で、9月中に北朝鮮・平壌で開く予定の南北首脳会談で非核化議論に集中する方針に変わりはないと伝えた。

 金報道官は、朝米(米朝)関係が膠着(こうちゃく)する中で会談の議題は非核化にならざるを得ないとの指摘を受け、「非核化はポンペオ米国務長官が訪朝するかどうかにかかわらず南北首脳会談における最も重要な問題であり、これを解決するため集中的に議論する」と述べた。

 一方、トランプ米大統領が29日(米東部時間)、「現時点で米韓(韓米)合同軍事演習に大金を使う理由がない」との立場を表明したことと関連し、金報道官は「きのう私が言ったことと合致する発言だ」と述べた。

 金報道官は29日の会見で、マティス米国防長官が中止されている韓米合同軍事演習の再開を示唆したことについて、「韓米が(再開に関する)問題を議論したことはない」と述べ、再開の可否は北朝鮮の非核化の進展状況を見極めながら韓米が協議して決定する問題だとの認識を示していた。


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