1月にソウルで行われた局長級協議に出席したときの金容吉氏(左)と金杉憲治氏(右)=(聯合ニュース)
1月にソウルで行われた局長級協議に出席したときの金容吉氏(左)と金杉憲治氏(右)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国外交部の金容吉(キム・ヨンギル)東北アジア局長は29日、日本外務省の金杉憲治アジア大洋州局長と東京で会談し、1998年に当時の金大中(キム・デジュン)大統領と小渕恵三首相が「韓日共同宣言」を発表してから20周年を迎えるにあたり、節目の年をどのように生かしていくかなどについて議論した。外交部が伝えた。 韓日共同宣言は1998年10月東京で開かれた韓日首脳会談の内容をまとめたもので、両国が過去を直視し、相互理解と信頼に基づいた関係を発展させていくことが重要との内容が含まれている。 両局長は会談で、未来志向の韓日関係や、韓日共同宣言20周年の活用策、過去の歴史問題などをはじめとする相互関心事などについて幅広く意見交換した。 康京和(カン・ギョンファ)外交部長官と河野太郎外相は4月にソウルで行った外相会談で、韓日共同宣言から20周年を迎えるのを機に両国関係の発展に向けた青写真を描くことで一致し、これを話し合う局長級協議を発足させることで合意した。
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