白報道官(資料写真)=(聯合ニュース)
白報道官(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国統一部の白泰鉉(ペク・テヒョン)報道官は29日の定例会見で、8月の開所を目指していた南北共同連絡事務所について、「特別な進展はない」として、「現在、南北で協議が進められており、協議が終わり次第、詳細な日程などを公表する」と述べた。

 南北は4月27日の首脳会談で双方の当局者が常駐する連絡事務所の設置に合意。6月1日の閣僚級会談で北朝鮮の開城工業団地に開設することを決めた。

 白報道官は8月中の開所が可能かどうかについては「もう少し状況を見守ってほしい」と含みを持たせた。

 ただ、8月はあと3日しか残っておらず、月内の開所は事実上、不可能になったとみられる。

 北朝鮮と米国の非核化交渉が停滞している中、北朝鮮も9月9日の建国70周年の準備に力を入れており、連絡事務所の開所を巡る韓国との協議に積極的に臨んでいない。


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