国際大会のアクションスポーツ=26日、春川(聯合ニュース)
国際大会のアクションスポーツ=26日、春川(聯合ニュース)
【春川聯合ニュース】韓国北部の江原道春川市で開かれたレジャースポーツの祭典「2018春川国際レジャー大会」が27日、盛況のうちに幕を下ろした。24日に始まった大会は、松岩スポーツタウン一帯で国際大会の5競技と国内大会の9競技が行われ、30カ国・地域から参加した約6500人の選手が熱戦を繰り広げた。観客を合わせた4日間の来場者数は延べ8万9000人に上った。

 特に今年は、大会と連携して「IDO(インターナショナル・ダンス・オーガニゼーション)総会」と「ワールドダンスカップ」が初めて開催された。

◇世界レベルの妙技に沸く

 大会初日の24日は台風19号の影響で屋外競技と市民向け体験イベントが中止または延期されたが、開幕イベントである25日の「K―POPメガコンサート」には1万5000人余りの観客が集まり、お祭りムードが一気に盛り上がった。

 週末の25日と26日には各競技の会場と体験イベントに多くの人が集まった。中でも国際大会のRCカーレースには世界ランキング上位選手が出場し、最高レベルの技量で観客を魅了した。アクションスポーツも限界を超えた妙技が光った。今年が初開催となるボードゲームのカロムとフリークライミングのスタイルの一つであるディープウオーターソロイングは、異色のレジャーとして高い関心を集めた。

◇来場者延べ8万9000人

 大会の組織委員会によると、週末の2日間に約8万2000人が訪れるなど、4日間の来場者数は選手と観客を合わせ延べ8万9000人と集計された。2016年の11万人には及ばなかったものの、天気を考慮すると健闘した。

 大会を支えるため、10代から70代までの90人もボランティアとして活動した。

◇文化イベント好評も体験プログラムは不十分

 今大会の特徴として、さまざまな文化芸術イベント、家族連れで楽しめるプログラムの開催が挙げられる。

 K―POPメガコンサートをはじめ、会場のあちこちに設置された常設ステージでは「バンドフェスティバル」や「湖畔映画祭」などのイベントが行われた。また、「レジャーは人生だ」という今年のテーマにふさわしく、愛犬と一緒に参加できるドッグスポーツや水上レジャースポーツ体験の場が設けられた。レジャー用具の展示会が目を引いたほか、地元の協同組合によるフードトラックも好評だった。

 一方で、例年と同じく、体験プログラムが不十分と指摘された。大会を持続的に運営し、市民や観光客を引き付けるためには、こうしたプログラムの多様化が急がれる。また、交通の混雑と駐車場不足も課題に挙げられた。


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