インドネシアで開催中のジャカルタ・アジア大会で、都鍾煥長官(左)はボート競技に出場した南北合同チームの試合を北朝鮮の金日国(キム・イルグク)体育相と共に観戦した=(聯合ニュース)
インドネシアで開催中のジャカルタ・アジア大会で、都鍾煥長官(左)はボート競技に出場した南北合同チームの試合を北朝鮮の金日国(キム・イルグク)体育相と共に観戦した=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国、中国、日本の3カ国による第10回文化相会合が29日、中国のハルビン市で開幕した。

 韓国の都鍾煥(ト・ジョンファン)文化体育観光部長官、中国のラク樹剛文化観光相、日本の林芳正文部科学相が出席し、30日の本会議を経て3カ国の文化交流・協力の発展に向けた「ハルビン宣言文」を発表する計画だ。

 事前配布された宣言文には、「東アジア文化都市」ブランドの発展に向けた協力推進、3カ国の文化・芸術機関同士の実質的協力強化などが盛り込まれている。

 文化体育観光部によると都鍾煥長官は本会議の演説で、東アジアにおける平和定着と安定を促すため、3カ国と北朝鮮による文化交流・協力が重要だと訴える予定という。

 3カ国は2019年の東アジア文化都市として韓国の仁川市と中国の陝西省西安市、日本の東京都豊島区を選定した。仁川では19年の韓中日文化相会合が開かれる予定だ。東アジア文化都市は3カ国が文化芸術による発展を目指す都市を選定するもので、選定都市ではさまざまな文化芸術イベントなどが実施される。


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