台風の強風により隣家に吹き飛ばされた太陽光発電パネル=23日、済州(聯合ニュース)
台風の強風により隣家に吹き飛ばされた太陽光発電パネル=23日、済州(聯合ニュース)
◇台風19号で1人不明・2人けが  台風19号が韓国を横断している。中央災難(災害)安全対策本部によると、この台風の影響で23日夜、南部の全羅南道高興郡内のマンションで塀が崩れ、男子生徒が骨折した。その前日には南部の済州道西帰浦市内の観光地で写真撮影中だった20代の女性1人が波にさらわれ、30代の男性1人がけがをした。24日は全国の幼稚園、小中学校7853園・校が休園または休校の予定だ。◇南北の離散家族 きょうから2回目再会行事 朝鮮戦争などで生き別れになった韓国と北朝鮮の離散家族の再会行事が、24日から26日まで北朝鮮南東部の景勝地、金剛山で開催される。再会行事は2回に分けて同地で行われ、20~22日の1回目の再会行事では韓国側で申し込んだ離散家族が北朝鮮の家族と再会した。24日からは北朝鮮側で申し込んだ83人が韓国の家族と対面する。韓国側から参加する326人は午前9時、韓国北東部の江原道・束草を出発し、陸路で金剛山に向かった。◇国政介入事件の朴槿恵前大統領 きょう高裁が判決 職権乱用罪やサムスングループなど大企業からの収賄罪などに問われた韓国前大統領、朴槿恵(パク・クネ)被告(66)の控訴審判決公判が24日午前、ソウル高裁で開かれる。朴被告は一審で懲役24年、罰金180億ウォン(約18億円)の判決を言い渡されている。また、この公判に続き、朴被告の共謀者として収賄罪などに問われた朴被告の長年の友人、崔順実(チェ・スンシル)被告(62)の控訴審判決公判がある。◇7月の免税店売上高37%増 中国人「運び屋」が仕入れか  韓国免税店協会は24日までに、7月の国内免税店の売上高を13億4300万ドル(約1496億円)と集計した。前年同月に比べ36.7%増加した。このうち外国人による売上高が10億3000万ドルを占めた。外国人1人当たり694ドルと、韓国人の5.6倍に上る。米最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の在韓米軍配備を巡る中国の報復は完全に解除されておらず、中国人の団体観光客はまだ韓国に戻りきっていない。一方で、中国では韓国製品の需要が依然高く、中国人の「運び屋」が韓国を訪れ、大量に免税品を購入して個人の手荷物として持ち出しているとみられる。
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