米韓軍司令官、「非武装地帯の見張り所撤収、憂慮あるが信頼構築に役立つ」(提供:news1)
米韓軍司令官、「非武装地帯の見張り所撤収、憂慮あるが信頼構築に役立つ」(提供:news1)
在韓米軍のブルックス司令官(米韓連合軍司令官兼務)は22日、非武装地帯(DMZ)内の見張り所の試験的な撤収推進と関連し、憂慮があるとしながらも、信頼構築の次元で役立つとの立場を示した。

 韓国国防部のソン・ヨンム長官は前日、国会国防委員会全体会議に出席し、軍事境界線(MDL)1キロ内の近い場所から優先的に10か所の見張所を試験的に撤収することで北朝鮮側と協議中だと明らかにした。

 ブルックス司令官はこの日、ソウル・中区プレスセンターで行われた海外メディアとの懇談会で韓国国防部の方針に対する立場を問う質問に「南北間の緊張を緩和し、信頼を構築するのに役立つ」と述べた。

 ただし「撤収はある程度の脅威は甘受しなければならないと見ており、この部分は懸念があることは明らかだ」と述べた。

 また最近、米韓が米兵の遺骨55柱を送還したことに関する質問には「北朝鮮との信頼回復過程で、効果的な1つの段階だった」とし「(北朝鮮にある)すべての(米兵の)遺骨を送還していくことを希望する」と答えた。

 さらに米韓の軍当局が「乙支フリーダムガーディアン」(UFG)など合同軍事演習を一時中断したことに関しては「変化が生じたため、新たな解決策を見出さなければならない」とし、「創造的な方法で、高い水準の準備態勢を維持する」と述べた。



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