20日の夕食会で、北朝鮮に住む娘(70)が韓国の父親(100)に料理を食べさせている=(聯合ニュース)
20日の夕食会で、北朝鮮に住む娘(70)が韓国の父親(100)に料理を食べさせている=(聯合ニュース)
【金剛山(共同取材団)、ソウル聯合ニュース】朝鮮戦争などで生き別れになった韓国と北朝鮮の離散家族の再会行事は22日、北朝鮮南東部の金剛山で1回目行事の全日程を終え、韓国の離散家族89人とその家族ら計197人は午後1時半ごろバスで帰途に就いた。 再会行事は金剛山で2回に分けて進められており、20日から始まった1回目は韓国側参加者が北朝鮮に暮らす家族と約65年ぶりに再会を果たし、22日までに団体面会や個別面会などで計12時間を一緒に過ごした。 21日にはホテルの客室で家族水入らずの昼食を取った。過去の再会行事でも個別の面会時間はあったが、家族だけの食事の時間が設けられるのは初めてだった。 最終日の22日には午前10時から3時間、別れのあいさつを交わすとともに参加者全員で昼食を囲んだ。 2回目の再会行事は24~26日に行われ、北朝鮮側の離散家族83人が韓国の家族と会う。
Copyright 2018(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0