国防部は22日「(当該文言が入った)北朝鮮軍の表現に対して十分な検討を経て、12月発刊時、決定する予定だ」と明らかにした。
国防部は北朝鮮の延坪島砲撃挑発が発生した2010年に発刊した「2010国防白書」からこのような表現を使用してきた。
しかし、南北が一切の敵対行為を全面中止するという「4・27、板門店(パンムンジョ)宣言」を履行する次元で、今年の白書からは関連文言の修正を検討しているという。
国防白書で北朝鮮軍の表現は南北関係や安保環境により変化してきた。
過去の国防白書には北朝鮮軍が「敵」と表現されていたが、2004年の白書では「直接的な軍事脅威」、「深刻な脅威」などの表現が使用された。
しかし2010年、北朝鮮の核およびミサイル脅威が高まり、「北朝鮮政権と北朝鮮軍はわれわれの敵」という表現が新たに加えられた。
2016国防白書では「核やミサイルなど大量破壊兵器(WMD)、サイバー攻撃、テロの脅威は韓国の安保に大きな脅威になる。このような脅威が持続する限り、その遂行の主体である北朝鮮政権と北朝鮮軍はわれわれの敵だ」と記述されている。
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