韓国　きょうのニュース（８月２１日）

◇肉親だけで昼食合わせ３時間　南北離散家族再会２日目 　朝鮮戦争などで生き別れになった韓国と北朝鮮の離散家族の再会行事は２１日、北朝鮮南東部の景勝地・金剛山で２日目を迎えた。午前にはそれぞれ家族だけで会う時間が２時間設けられ、昼食も１時間、家族一緒に弁当を食べた。その後、午後３時から２時間、金剛山ホテルに全員集まって面会した。夕食は韓国側出席者だけで取り、２日目の日程を終える。最終日の２２日は午前１１時から午後１時まで、別れを交わす時間と全員での昼食時間を過ごす。◇韓国政府「朝米が交渉日程を調整中」　米国務長官の訪朝含め 　韓国外交部は、国会に対する報告資料で、停滞が指摘される朝米（米朝）の非核化交渉と関連し、朝米がポンペオ米国務長官の訪朝を含め交渉の日程を調整中だと明らかにした。また、今後の朝米交渉では「非核化プロセスの具体的な手順、北に対する体制安全保証策、朝米関係正常化と非核化の関係などが争点になる」との見通しを示した。◇台風１９号　２２日午後に済州島接近　　非常に強い台風１９号は２１日午後２時現在、鹿児島県奄美大島の東約１７０キロの海上を時速２５キロで北西に進んでおり、強い勢力を保ったまま済州島に近づく見通しだ。気象庁は、２２日午後から２３日の間に済州島沖で１時間に３０ミリ以上、山間部では５０ミリ以上の激しい雨が降るとの予報を発表した。２２日には非常に強い風が吹き、航空機や旅客船の運航に大きな影響が出ることが予想される。◇ＢＭＷ出火事故の集団訴訟　参加者１５００人超　ドイツの高級車ＢＭＷから出火する事故が相次いでいる問題で、車の所有者らによる集団訴訟の参加者が１５００人を超えたと、訴訟を担当する法律事務所が明らかにした。今月中に訴状を提出する予定という。また、集団訴訟による債権確保のため、ＢＭＷコリアが所有する財産の仮差し押さえを請求する計画だと説明した。◇世論操作疑惑　中心人物の元党員ら再び聴取　与党「共に民主党」の元党員らがインターネット上で不正な世論操作をしていた疑惑などを捜査する特別検察官チームは、疑惑の中心人物とされる元党員キム・ドンウォン被告（起訴済み）ら少なくとも６人を呼び出して取り調べている。取り調べにより、特別検察官チームは文在寅（ムン・ジェイン）大統領の腹心とされる金慶洙（キム・ギョンス）慶尚南道知事の世論操作共謀容疑を固め、文大統領に捜査期間延長を要請するかどうかを決定する見通し。同チームは、金氏が２０１６年１１月にキム被告が運営していた出版社を訪ね、世論操作用の不正ソフトウエアの実演を見た上で、ソフトの使用を承認したとみている。