五島市に設置された浮体式洋上風力発電機(蔚山市提供)=(聯合ニュース)
五島市に設置された浮体式洋上風力発電機(蔚山市提供)=(聯合ニュース)
【蔚山聯合ニュース】韓国の蔚山市は21日、同市内の蔚山大で「浮体式洋上風力産業育成のための韓日交流セミナー」を開催した。 セミナーでは、浮体式洋上風力発電機の稼働に成功している長崎県五島市の洋上エネルギー関係者や漁業関係者の発表に続き、韓国側の開発者らの発表が行われた。 蔚山市は今後、政府による浮体式洋上風力産業の技術開発課題を遂行し、発電機の部品の国産化と開発設計を前倒しする計画だ。これにより、浮体式洋上風力分野の技術開発、製作・生産、運営・メンテナンス、人材育成などを合わせたクラスターを構築する構想を進める。 日本の事例のように地域の漁業関係者と共生することが洋上風力産業の成敗を分けることから、蔚山市は住民の受容性を高めるための住民参加モデルを開発することを決めた。 蔚山市と五島市の交流は14年から始まり、漁業関係者や蔚山市の関係者、洋上風力の技術開発関連機関が五島市を訪れて見学するなどの取り組みを行っている。
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