国会外交統一委員会の全体会議で答弁する康京和(カン・ギョンファ)外交部長官(資料写真)=(聯合ニュース)
国会外交統一委員会の全体会議で答弁する康京和(カン・ギョンファ)外交部長官(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国外交部は21日、国会に対する報告資料で、停滞が指摘される朝米(米朝)の非核化交渉と関連し、朝米がポンペオ米国務長官の訪朝を含め交渉の日程を調整中だと明らかにした。また、今後の朝米交渉では「非核化プロセスの具体的な手順、北に対する体制安全保証策、朝米関係正常化と非核化の関係などが争点になる」との見通しを示した。

 韓国政府の対応方向については、「(朝鮮戦争の)終戦宣言など平和体制構築に向けた措置ができるだけ速やかに取られるよう努力する」と表明。4月の南北首脳会談の板門店宣言に明記した通り、朝鮮戦争の休戦協定締結65年に当たる今年、政治的宣言としての終戦宣言を行うことが韓国政府の目標だとし、これに向け関連国と協議していると説明した。

 また、「北の完全な非核化に対する確信ができるまで北への制裁を履行する」とし、南北交流の過程で制裁に絡む問題が発生しないよう、米国や国連などと緊密な協力を維持していくと伝えた。


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