文大統領 「南北、離散家族再会拡大案の実行を」(提供:news1)
文大統領 「南北、離散家族再会拡大案の実行を」(提供:news1)
韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は21回目の南北離散家族再会日である20日「南と北は、より大胆に離散家族問題の解決のために努力しなければならない。定期的な再会行事はもちろん、全面的な生死確認、ビデオ再会、常時再会、手紙の交換、故郷訪問など再会拡大案を実行する必要がある」と述べた。

 文大統領はこの日午後、青瓦台で首席・補佐官会議を主宰し、冒頭発言を通じて「今日、金剛山で久しぶりに離散家族再会行事が開かれる」と述べた。

 文大統領は「今も再会の機会を得られていない離散家族再会申請者が南側だけで5万6000人を越える」とし「私も離散家族の1人としてその痛みに深く共感している。本当に時間がない」と言及した。

 続けて「最近5年間で毎年およそ3600人が亡くなり、今年上半期だけで3000人以上がこの世を旅立った」とし「彼らが別れた家族の生死さえわからないまま亡くなったのは、南北の政府にとって恥ずかしいことだ。その方々が(再会を)待つ時間がこれ以上長引いてはならない」と指摘した。

 文大統領は「離散家族再会をさらに拡大し、加速することは南北がやるべき人道的事業の中でも最優先事項」と強調した。また「南北の合意で建設された金剛山の離散家族面会所を建設の趣旨通り、常時運営し、いつでも再会できる場として活用しなければならない」と付け加えた。

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