4月27日の南北首脳会談で手を取り合う韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領(右)と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)=(聯合ニュース)
4月27日の南北首脳会談で手を取り合う韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領(右)と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国青瓦台(大統領府)の金宜謙(キム・ウィギョム)報道官は10日の定例会見で、今秋に予定する南北首脳会談の開催場所について、4月の首脳会談で合意した北朝鮮・平壌での開催を基本にするとしながらも、「これを動かせない確定事項と見なすことはできないだろう」と述べ、別の場所で開く可能性も排除しない姿勢を示した。また、北朝鮮が他の場所を希望するかどうかについては、13日に予定する南北閣僚級会談で分かるだろうと説明した。 首脳会談の時期については、4月に合意した通り秋の開催を基本とし、具体的な時期は閣僚級会談で調整されると伝えた。閣僚級会談は首脳会談が議題の一つとなるため、青瓦台関係者も出席するという。 金氏は一方、時期を巡り朝米(米朝)に溝がある朝鮮戦争の終戦宣言について、青瓦台が新たなアイデアを提示するつもりがあるかとの質問に、「朝米の間で意思疎通をしている段階で、それを注視している。特に韓国が新たな案を提示することはないと承知している」と答えた。
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