サムスン電子の社屋(資料写真)=(聯合ニュース)
サムスン電子の社屋(資料写真)=(聯合ニュース)
◇サムスン電子 3年間に約18兆円投資・4万人直接採用へ  サムスン電子は8日、向こう3年間に計180兆ウォン(約18兆円)を投資し、4万人を直接雇用する計画を発表した。韓国の企業グループとしては過去最大規模の投資・雇用計画で、投資額のうち72%に当たる130兆ウォンは国内に投入し、約70万人の雇用誘発効果を見込む。国内への投資額は年平均約43兆ウォンとなり、同社が過去最高の施設投資を実施した昨年(43兆4000億ウォン)の水準を維持することになる。◇北朝鮮党機関紙「南北関係改善の流れに逆行」 韓国軍を非難  北朝鮮の朝鮮労働党機関紙「労働新聞」が8日付の記事で、最近開かれた韓米軍当局による統合国防対話(KIDD)や韓国の全軍主要指揮官会議を取り上げ、韓国軍を非難した。同紙は、これら会議の内容が「緊張緩和と平和のため真剣な努力を傾けている同族に対する挑発であると同時に、歴史的な(南北首脳会談の)板門店宣言の精神に反するもの」だと主張。その上で、「対話と平和、北南(南北)関係改善の流れに逆行する南朝鮮(韓国)好戦狂たちの軍事的対決騒動は許されない」と威嚇した。◇文大統領腹心の知事を再聴取へ 世論操作容疑 与党「共に民主党」の元党員らがインターネット上で不正な世論操作をしていた疑惑などを捜査する特別検察官チームは、文在寅(ムン・ジェイン)大統領の腹心とされる金慶洙(キム・ギョンス)慶尚南道知事を9日に呼び出して再度取り調べを行うと明らかにした。金氏は6日にも出頭して取り調べを受けている。特別検察官チームの関係者は、捜査内容が膨大なため一日で終えるのは不可能と判断し、2回目の取り調べを行うことで金氏の同意を得たと説明した。◇米大統領補佐官が韓国高官と電話会談 北朝鮮産石炭搬入で協議 ボルトン米大統領補佐官(国家安全保障担当)は7日(現地時間)、米FOXニュースのインタビューで、韓国青瓦台(大統領府)の鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安保室長(閣僚級)と電話で会談し、北朝鮮産の石炭を韓国に搬入した疑いについて議論したと明らかにした。ボルトン氏は、鄭氏が韓国政府による調査の進行状況を説明したとし、韓国側は起訴など適切な措置を取ると述べたと伝えた。また、北朝鮮の非核化が履行されるまで制裁緩和は行わないと改めて強調した。◇大韓・アシアナ航空で遅延相次ぐ 機体異常で 大韓航空とアシアナ航空で、機体の異常による出発の遅れが相次いだ。大韓航空では7日午後11時25分(現地時間)、マレーシア・クアラルンプールから仁川空港に向けて出発した旅客機が加圧系統のトラブルで出発地に引き返した。また、7日午後6時50分には仁川空港から成田空港に向かうアシアナ航空の旅客機で機体の異常が見つかり、出発が約12時間遅れた。この過程で数時間機内に閉じ込められた乗客からは不満の声が上がった。
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