ソウルは12日連続の熱帯夜となった=(聯合ニュース)
ソウルは12日連続の熱帯夜となった=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国気象庁は2日、ソウルの1日午後6時から2日午前6時30分までの最低気温が30.3度と、観測が始まった1907年から111年間で最も高かったと発表した。

 このほか仁川(29.1度)、東豆川(26.9度)でも観測史上最も高い最低気温となった。

 記録的な猛暑が続く中、1日にはソウルの日中の気温が観測史上最高となる39.6度を記録した。ソウルでは、午後6時から翌日午前9時までの最低気温が25度を超える熱帯夜が12日間続いている。

 気象庁は「昨日の日中の最高気温がソウルと一部内陸で38度以上に上がったことで夜間も気温が下がらず、最低気温が最高値を記録した地域がある」と分析した。

 ソウル以外でも、釜山で16日連続、光州と大田で13日連続、麗水で15日連続の熱帯夜となった。

 気象庁は「全国のほとんどの地域に猛暑警報が発令された中、日中の最高気温が平年より4~7度高い35度以上に上昇し、暑さが続きそうだ」とし、「特にソウルを含む一部内陸地域は引き続き気温が38度を超え、非常に暑くなるだろう」と予想した。

 また、熱帯夜となる地域も多いとして、熱中症や農水畜産物の管理に注意するよう呼びかけた。


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