今月20日に行われた東海線の南北共同点検で、線路を点検する韓国側点検団(統一部提供)=(聯合ニュース)
今月20日に行われた東海線の南北共同点検で、線路を点検する韓国側点検団(統一部提供)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国と北朝鮮は24日、南北の鉄道連結に向け、朝鮮半島西側の京義線の北朝鮮側連結区間(開城―軍事境界線)の共同点検を実施する。

 韓国国土交通部の黄晟圭(ファン・ソンギュ)鉄道局長が団長を務める点検団15人が同日午前、陸路で訪朝する予定だ。北朝鮮側からは鉄道省の金昌植(キム・チャンシク)副局長ら7人が参加する。

 共同点検に続き、共同研究調査団の会議も開かれる予定だ。会議では京義線の北朝鮮側区間(開城―新義州)と東海線の北朝鮮側区間(金剛山―豆満江)に対する現地での共同調査の日程などについて協議する。

 南北は4月の首脳会談で、東部沿岸の東海線と京義線の連結と近代化に合意した。今月20日には東海線の北朝鮮側連結区間(金剛山青年駅―軍事境界線)の共同点検を行い、路盤や軌道などの状態が全般的に良好であることを確認した。

 南北は共同点検の結果に基づき駅舎周辺の工事、信号・通信設備の開設などを進める計画だ。


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