CUが販売する「もちロール」(CU提供)=(聯合ニュース)
CUが販売する「もちロール」(CU提供)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国のコンビニエンスストアで海外のスイーツが大きな人気を集めている。 韓国のコンビニ大手CUが日本から直輸入して販売するロールケーキ「もちロール」は先月、初回入荷分20万個が発売から10日で完売した。1カ月間の販売を予想して準備した数量だったが、わずか10日で売り切れた。追加入荷した20万個も完売し、高い人気ぶりがうかがえる。 韓国で「もちロール」は、日本旅行の際にコンビニで必ず買うべき商品に挙げられている。CUは日本のコンビニに同商品を納入している製造会社と契約を結び、業界で初めて韓国に輸入した。 もちロールの人気により、ここ1カ月間のCUのデザート売り上げは前年同期間の3.5倍に増加した。 CUを運営するBGFリテールの関係者は「もちロールは外国の有名商品に対する消費者の隠れた需要を見つけ出して成功した代表的な例」と話している。 GSリテールが運営するコンビニ、GS25は昨年からUHA味覚糖のグミ「コロロ」を販売し、好評を得ている。 また、韓国の旅行客が台湾に行ったときに必ず買ってくるというヌガービスケットも2016年から販売。これまで100万個以上を輸入するほど好調な売れ行きを見せている。 コンビニ業界は日本や台湾のほかに、東南アジアの商品にも目を向けている。 GS25が今年3月に発売したベトナムのフォー(米麺)のカップ麺「PHO THIT BO」もヒット商品だ。初回入荷分20万個が10日で完売した。 GSリテールの関係者は「海外で見かけた商品に対する消費者の関心が高まっており、帰国後に買い求める場合が多い」と述べた。 CUは昨年6月からナタデココ入りジュース「MOGU MOGU」をタイから輸入し販売している。また、昨年はタイから輸入したエビを使った弁当やサンドイッチ、ハンバーガーなども販売した。
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