サムスン電子が出展した「QLEDテレビ」(サムスン電子提供)=(聯合ニュース)
サムスン電子が出展した「QLEDテレビ」(サムスン電子提供)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国のサムスン電子とLG電子が、ソウルの総合展示場・COEXで23日から開催されるアジア最大級の情報通信技術(ICT)分野の見本市「ワールドITショー」で最新戦略製品を紹介する。両社ともスマートフォン(スマホ)の旗艦機種と、音声で家電を手軽に操作できる人工知能(AI)プラットフォームを紹介し、注目を集めている。 サムスン電子は新型スマホ「ギャラクシーS9」と「S9プラス」の新色、バーガンディーレッドとサンライズゴールドを披露する。毎秒960フレームのスーパースローモーション撮影、自撮りした顔写真を基に作成するマイ絵文字など、「S9」シリーズの機能を体験できるようにした。 「量子ドット」技術を採用した2018年型の「QLEDテレビ」も展示する。周囲の環境に関係なくオリジナルの映像をそのまま再現するための「HDR(ハイダイナミックレンジ)2000」、低画質映像の画質を向上させる「人工知能4K Q エンジン」機能で差別化を図った製品だ。 自社のAI音声アシスタント「Bixby」を用い、音声で家電を操作する家庭向けIoT(モノのインターネット)技術の体験ゾーンも設けた。 一方のLG電子も新型フラッグシップスマホ「G7 ThinQ」を展示。日光の下でも画面を鮮明に見ることができるスーパーブライトディスプレー、箱やテーブルなど下が空洞の物の上に置くとスピーカーのようなサウンド体験ができるブームボックススピーカーといった新機能を紹介している。 LG電子のAIプラットフォーム「DeepThinQ」も披露した。 韓国インターネットサービス大手、NAVER(ネイバー)のAI「Clova」を搭載したLG電子のAIスピーカー「ThinQ Hub」での家電の音声操作を体験できる。 このほか、AIを搭載し、音声でチャンネルを切り替えたりボリュームを調節したりできる有機ELテレビ「OLED TV AI ThinQ」も紹介する。 今年のワールドITショーには国内外から約500社が参加し、1500余りのブースを出す。26日まで。
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