昨年10月に会談した宋長官(右)とマティス長官(資料写真)=(聯合ニュース)
昨年10月に会談した宋長官(右)とマティス長官(資料写真)=(聯合ニュース)
【ワシントン、ソウル聯合ニュース】韓国の宋永武(ソン・ヨンム)国防部長官は28日に米国のマティス国防長官と電話会談を行い、南北首脳会談の結果について意見を交換した。米国防総省のホワイト報道官が伝えた。 両氏は、国連安全保障理事会決議に反映されている「完全かつ検証可能で不可逆的な非核化(CVID)」の達成のため外交的解決に専念することを確認した。特に、安保理決議の履行とCVID達成のための外交努力支援に向け緊密に連携していくことで一致した。 電話会談については韓国国防部も29日に報道資料を出し、宋氏とマティス氏が現在の朝鮮半島の安全保障情勢に対する意見を共有し、今後の韓米国防当局間の協力について協議したと伝えた。 同部によると、マティス氏は南北首脳会談について「朝鮮半島と北東アジアの平和と安定のために極めて重要な進展であり、米朝首脳会談の成功に向けた環境づくりにも寄与した」と評価した。 宋氏は、軍事的緊張緩和、信頼構築などを協議する南北軍当局の会談が開かれる予定だと説明しながら「米国側と緊密に意思疎通を図っていく」と強調した。
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