“性的暴行容疑で提訴” 尚州尚武のキム・ビョンオ、韓国へ帰国し軍服務へ

グアムで性的暴行容疑で訴えられていたKリーグ尚州尚武のキム・ビョンオが韓国へ戻り、軍服務を再びおこなう。

　グアム地域メディアはパシフィックデイリーニュースは11日（日本時間）「グアム裁判所が性的暴行容疑で提訴されたキム・ビョンオが軍に服務するため、韓国へ戻れるように許可した」と報道した。

　裁判所はキム・ビョンオが1週間に1度、電話やメールで保護観察を受けるということ、キム・ビョンオを告訴した22歳の女性A氏に接近しないというなどの条件をつけた。現地の検事によると、A氏は韓国に居住している。またキム・ビョンオは7月18日（現地時間）に開かれる裁判に出席しなければならない。

　先立ってキム・ビョンオは去る1月22日、訓練のために訪れたグアムのリゾートでA氏に性的暴行をはたらいた容疑で訴えられた。A氏は警察に「キム・ビョンオが腹部と胸を触り、下着を脱がせて性的暴行をはたらいた」と供述した。

　国軍体育部隊に服務しているキム・ビョンオはこれまで裁判問題のためにグアムに滞在し、“無断離脱”状態だった。これにキム・ビョンオの弁護士は、キム・ビョンオが帰国し、部隊に復帰させてほしい、と裁判所に要請。キム・ビョンオは保釈金1万ドル（約107万円）を支払って釈放された。

　なお、キム・ビョンオは帰国後、国防部の関係機関の別途の調査を受ける予定だ。