就職活動を行う若者たち(コラージュ)=(聯合ニュース)
就職活動を行う若者たち(コラージュ)=(聯合ニュース)
【世宗聯合ニュース】韓国統計庁が11日発表した雇用動向によると、3月の失業率は前年同月比0.4ポイント悪化した4.5%で、3月としては2001年の5.1%に次ぐ悪い水準となった。若年層(15~29歳)の失業率は0.3ポイント悪化の11.6%だった。 3月の若年層の「体感失業率」は前年並みの24.0%だった。体感失業率は失業率の統計には表れない、アルバイトをしながら就職活動をする人や入社試験に備える学生などを含めた雇用補助指標。 3月の就業者数は2655万5000人で、前年同月比11万2000人増加した。増加幅は2カ月連続で10万人台にとどまった。 前年同月比の就業者数の増加幅は、昨年9月の31万4000人から10~12月には3カ月連続で20万人台と低迷。今年1月には33万4000人を記録し、4カ月ぶりに30万人台に回復したが、2月は10万4000人に急減した。 3月の失業者数は125万7000人で、3カ月連続の100万人台。 雇用状況の悪化について、統計庁関係者は「過去に就業者数の増加をけん引した建設業の状況が芳しくない上、人口の増加幅自体が相当減少した」とし、「昨年3月の就業者増加が46万3000人に上ったことによる反動減もあった」と説明した。 最低賃金引き上げの影響が大きいとみられる宿泊・飲食業は、就業者が前年同月比2万人減少し、昨年6月から10カ月連続で減少した。 比較的好調とされる製造業の就業者数は、前年同月比1万5000人増加した。
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