憲政史上初めて弾劾された朴槿恵(パク・クネ)前大統領(66)に対して、1審で懲役24年の重刑が宣告された。(提供:news1)
憲政史上初めて弾劾された朴槿恵(パク・クネ)前大統領(66)に対して、1審で懲役24年の重刑が宣告された。(提供:news1)
憲政史上初めて弾劾された朴槿恵(パク・クネ)前大統領(66)に対して、1審で懲役24年の重刑が宣告された。

 ソウル中央地裁は13日、特定犯罪加重処罰法上の収賄容疑で起訴された朴前大統領に懲役24年と罰金180億ウォン(約18億円)を言い渡した。

 裁判部は「大統領が、国民から与えられた権限をむやみに乱用して、国政を陥れることが繰り返されないようにするためだとしても、朴前大統領に対して厳重な責任を問わざるを得ない」と明らかにした。

 朴前大統領は崔順実(チェ・スンシル)被告(62)が実際に所有したミル・Kスポーツ財団の拠出金774億ウォンを大企業に強制した疑い(職権乱用権利行使妨害・強要)など18件の容疑で起訴された。

 朴前大統領は崔被告の娘チョン・ユラ氏の乗馬支援金の名目で、サムスンから77億9735万ウォンを受け取るなど、433億2800万ウォン(実際の授受金額298億2535万ウォン)の賄賂を受け取った容疑(特定犯罪加重処罰法上 賄賂)もある。

 検察はことし2月、朴前大統領に対して「国政運営を総括する責任があるにもかかわらず、国政に一度も関与したことがないチェ被告に任せて、国家危機事態を招いた張本人」とし、懲役30年と罰金1185億ウォンを求刑していた。



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