朴槿恵被告(資料写真)=(聯合ニュース)
朴槿恵被告(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】長年の知人である崔順実(チェ・スンシル)被告と共謀して大企業から多額の賄賂を受け取った収賄罪などに問われている韓国前大統領、朴槿恵(パク・クネ)被告の判決公判が、6日午後2時過ぎからソウル中央地裁で行われる。 裁判所側が一審判決をテレビで生中継することを認めたため、公判の様子は傍聴席に設置されたビデオカメラ4台で撮影される。ただ、朴被告は昨年秋から出廷を拒否しており、6日も欠席する可能性が高い。 裁判所によると、同地裁は判決公判で起訴事実の要旨やこれに対する朴被告側の立場を簡単に説明した後、主な証拠について証拠能力の有無の判断を示す。 続けて、朴被告の18の罪状について有罪または無罪の判断を示し、量刑理由を説明する。最後に裁判長が一審の判決結果である主文を「被告人・朴槿恵を○○に処する」「被告人・朴槿恵に○○を宣告する」などの形で述べる。主文の言い渡しは夕方ごろになると予想される。 朴被告は崔被告と共謀し、サムスン電子の李在鎔(イ・ジェヨン)副会長から崔被告の娘の乗馬支援費など433億ウォン(約44億円)相当の賄賂を受け取ったり受け取ろうとしたりした罪、大企業に対し崔被告が実質支配した二つの財団に774億ウォンを拠出するよう強要した罪などに問われている。検察は2月27日、朴被告に懲役30年、罰金1185億ウォンを求刑した。 崔被告は一審で懲役20年の重刑を言い渡されており、朴被告には崔被告より重い刑が科せられるとの見方が優勢となっている。
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