地裁は犯罪嫌疑について争う余地があるほか、逃亡や証拠隠滅の恐れがないと判断した。安氏は合意の上での関係で、証拠を隠滅しなかったとして、逮捕の必要性はないと主張していた。
検察は安氏の身柄を拘束し捜査する計画だったが、方針転換が不可避となった。検察は先月23日に1度目の逮捕状請求をしたが、28日に棄却されていた。
検察は安氏を在宅起訴する方向で捜査を続けるとみられる。
安氏の元秘書は先月5日、テレビ番組に出演し、安氏が昨年6月から8か月にわたり、海外出張先などで4度の性暴行を加えたと暴露。業務上威力による姦淫・醜行容疑で告訴した。また、安氏が設立したシンクタンク「より良い民主主義研究所」の女性職員は2015年10月から昨年1月までに3度の性暴行などを受けたとして、安氏を同容疑などで告訴した。
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