韓国　けさのニュース（４月４日）

◇韓国芸術団　平壌公演終え帰国　北朝鮮の平壌を訪れ２回の公演を成功させた韓国の芸術団とテコンドー演武団が４日未明、韓国に戻った。文化体育観光部の都鍾煥（ト・ジョンファン）長官が率いる一行は同日午前２時５２分、チャーター機で平壌・順安空港を出発し、３時４０分に仁川国際空港に到着した。音楽監督を務めた作曲家のユン・サン氏は「みなさん、現実と信じられないほど感動してくださった。仁川に到着してようやく、どんな公演をしたのか実感がわく」と語った。◇改憲案巡る交渉続く　与野党が会合　文在寅（ムン・ジェイン）大統領が国会に発議した憲法改正案を巡り、与野党が交渉を続けている。与野党四つの交渉団体は４日午前、ソウル市内の飲食店で非公開の会合を持ち、それぞれが争点とする部分について意見を交わす予定だ。与党の共に民主党は権力構造のあり方を、保守系最大野党の自由韓国党は首相の制度を取り上げるとみられる。◇前忠清南道知事　２度目の逮捕状発付可否審査　女性に性的暴行を加えた疑いが持たれている安熙正（アン・ヒジョン）前忠清南道知事が４日午後、ソウル西部地裁での審問に出席する予定だ。事件を担当するソウル西部地検が２日に安氏に対する逮捕状を請求したことを受け、地裁は安氏への審問を経て令状を発付するかどうかを決める。逮捕状の請求はこれが２回目。１回目の逮捕状請求は３月２８日に棄却されている。◇大学病院での新生児死亡　担当教授ら３人逮捕　昨年１２月にソウルの梨花女子大付属木洞病院で集中治療室にいた新生児４人が相次ぎ死亡した事件で、業務上過失致死の疑いが持たれている新生児集中治療室主治医の教授ら３人が４日、逮捕された。ソウル南部地裁が前日、「証拠隠滅の恐れがある」として教授２人と看護師１人に対する逮捕状を発付した。