公演会場で拍手を送る金委員長(左)と韓国芸術団の団長を務める都鍾煥文化体育観光部長官(写真共同取材団)=1日、平壌(聯合ニュース)
公演会場で拍手を送る金委員長(左)と韓国芸術団の団長を務める都鍾煥文化体育観光部長官(写真共同取材団)=1日、平壌(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国青瓦台(大統領府)の高官は2日、記者団に対し、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が前日夜に平壌市内で開かれた韓国芸術団の公演を鑑賞したことを「良いこと」としながら、「南北の和解と対話の進展に役立つと思う」と語った。 一方、同高官は中朝首脳会談の開催により中国が朝鮮半島問題に本格介入する局面でも文在寅(ムン・ジェイン)大統領が言及した韓国と米国、北朝鮮による首脳会談を固守するかとの質問に「(韓米朝)首脳会談はわれわれが望むことで、そのようになることを希望する」と述べた。中国を加えた4者会談より先に韓米朝首脳会談を行うべきかとの問いに、「そうだ」と答えた。 また、ロ朝、日朝首脳会談の可能性が繰り返し取り沙汰されることに対し、「南北首脳会談、米朝首脳会談後の流れと進展の速度に応じ派生する現象ではないかと思う」と述べた。 文大統領と金委員長が互いに往来する首脳外交の可能性に関しては、「さまざまなことをしてみることはできるが、あくまで相手がいる問題であり、相手の状況を考慮し協議しながら決定される問題」とし、北朝鮮に提案するかも決まっていないとした。 4月27日に開催される南北首脳会談に向け韓国で構成された諮問団の活動については、「大統領も個別に接触できるし、統一部長官ら南北首脳会談を準備する人たちが助言を求める時にはいつでも接触できる」とした。大統領が開く公式会合も検討中という。
Copyright 2018(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0