「天宮1号」は韓国時間(日本時間同)4月1日午後6時から4月2日午後2時の間に太平洋に落下するものと見られる。その際、近地点高度は182kmで、遠地点高度は195.8kmだ。
これまでに伝えられている「天宮1号」の墜落可能性地域は太平洋、インド洋、大西洋、南米、オーストラリア、アフリカなどにかけた北緯43度~南緯43度間だ。ここに韓国も含まれているため、科学技術情報通信部は4月1日午後4時から「人工宇宙物体墜落・衝突対応マニュアル」により警戒警報を発令する。
万一、警報が“警戒”から“深刻”段階に引き上げられれば、韓国に墜落する憂慮があるという意味だ。だが、現在のところ、韓国内の危険は3600分の1だ。大多数の専門家は太平洋に落下する確率が高いと見ている。
落下予想地点は大気の流れや密度などの環境変化によって変動するため、地表面到達の1~2時間前に予測可能となる。
関係者は「天宮1号がもし韓国近郊上空から最終墜落すると見られた場合、予測時間前後での外出および外部活動を慎み、放送媒体などのニュースに注目してほしい」としながら、「落下残骸物の疑いのある物体を発見した場合は、接触せず、直ちに消防署に通報してほしい」と要請した。
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