公開された動画(ユーチューブから)=(聯合ニュース)
公開された動画(ユーチューブから)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】日本による植民地時代に初代韓国統監の伊藤博文を暗殺した朝鮮の独立運動家、安重根(アン・ジュングン)の思想や処刑されるまでの姿を日本語で伝える動画が1日、動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開された。韓国の広報活動に取り組む誠信女子大の徐ギョン徳(ソ・ギョンドク)教授が、日本人に正しい歴史を知ってもらおうと企画した。韓国はこの日、植民地支配に抵抗して起きた1919年の三・一独立運動を記念する「3・1節」を迎えた。 「世界平和を夢見た英雄、安重根」と題する約6分間の動画は、安重根が受けた裁判と死刑を宣告され生涯を終えるまでの姿、中国・旅順監獄での看守とのエピソード、安重根に対する世界の評価などを伝えている。日本語ナレーションは、韓国映画「空と風と星の詩人 尹東柱の生涯」や 「朴烈 植民地からのアナキスト」(原題)に出演した女優チェ・ヒソが務めた。  動画はフェイスブックやツイッターなどの会員制交流サイト(SNS)でも拡散されている。英語版もある。
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