北朝鮮・故金正日-金正恩委員長、不正パスポートで過去に日本旅行か
北朝鮮・故金正日-金正恩委員長、不正パスポートで過去に日本旅行か
北朝鮮の故金正日(キム・ジョンイル)総書記と金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長父子が1990年代、西側諸国に訪問するためのビザ申請において、ブラジルのパスポートを不正入手し使用していたと、ロイター通信が27日(現地時間)報道した。

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 ロイター通信は、北朝鮮指導部が不正入手したパスポート書類を使用したことは分かったが、特定の事例があまりなく、今回確認したブラジルのパスポート写真は過去に公開されたことはないと伝えた。

 ある西欧の高官級保安消息筋は「金正日親子が外国の大使館からビザを取得するため、ブラジルのパスポートを使用した」とし、「パスポートには金正恩と金正日の写真が貼られている」と明らかにした。また、「これは北朝鮮指導部の旅行への欲求と潜在的に逃避ルートを作る試みが見られる」と述べた。

 これに関連し、ブラジル駐在の北朝鮮大使館は論評を拒否した。一方、ブラジル外交部は今回の不正パスポートについて捜査していることを明らかにした。

 別の4人の西欧消息筋は金親子の写真が貼られた2冊のブラジルパスポートは「Josef Pwag」と「Ijong Tchoi」で発行され、少なくとも2カ国のビザ申請がおこなわれていたと述べた。また、このパスポートがブラジル、日本、香港などを旅行する上で使用された可能性もあると言及した。

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