リオ五輪での北朝鮮選手団の入村式の様子(資料写真)=(聯合ニュース)
リオ五輪での北朝鮮選手団の入村式の様子(資料写真)=(聯合ニュース)
【平昌聯合ニュース】平昌冬季五輪に出場する92カ国・地域の選手が滞在する韓国北東部・江原道の平昌と江陵の選手村が、2月1日に正式オープンする。 26日から各国・地域選手団の先発隊の入村が始まっており、韓国は7日に江陵選手村で入村式を行う。 入村式は軍が派遣した人員がサポートを担当することになっており、各選手村には軍楽隊17人と国旗掲揚係12人が配置される。 入村式では軍楽隊による演奏とともに、国旗掲揚係の2人が1組になって国旗を掲揚するが、2月8日に行われる予定の北朝鮮の入村式が問題になった。韓国軍の軍人が北朝鮮の国旗を掲揚し、礼を示すことになるためだ。 これについて大会組織委員会関係者は31日、「国防部から韓国軍が北の国旗を掲揚するのは不適切という通知があった」とし、「そのため北の入村式の時だけはボランティアメンバー2人を選び、北の国旗掲揚を任せることにした」と説明した。 ボランティアメンバーが韓国内で開かれた国際大会で北朝鮮の国旗掲揚を担当するのは今回が初めてではない。2014年仁川アジア大会でも北朝鮮選手団の入村式の際、国旗掲揚は軍人ではなくボランティアメンバーが行った。2002年の釜山アジア大会でも同様の措置が取られた。
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