南知事(資料写真)=(聯合ニュース)
南知事(資料写真)=(聯合ニュース)
【水原聯合ニュース】韓国・ソウル郊外の京畿道の南景弼(ナム・ギョンピル)知事が「広域ソウル道」構想を具体化させるため、来月5~6日に東京と神奈川を訪問することが31日分かった。 南知事が提唱している広域ソウル道構想は、都市の競争力を低下させる首都圏規制(地方の均衡な発展のため、首都圏の開発に課される規制)を撤廃し、京畿道とソウル市を一つにした超強大都市を作ろうというものだ。 南知事は国土交通省を訪れ、日本の国家戦略特区や首都圏規制撤廃などの政策推進状況と成果を確認する。 また、東京都庁の広域大都市協議体の関係者に会い、京畿・ソウル・仁川間の協議体活性化策を模索する予定だ。 首都圏の特区制度のベンチマーキングのために、東京都のアジアヘッドクォーター特区内にある羽田空港の遊休地や大丸有(大手町・丸の内・有楽町 )地区、神奈川県の京浜臨海部ライフイノベーション国際戦略総合特区も視察する。 これらの地域は特区指定による規制緩和の結果、先端産業の誘致、都心再生、健康・医療企業の集積などで首都圏の復興をリードしている。 南知事は「京畿道は超強大都市の育成を通じて規制改革を行い、企業や人材の国外流出を防いで競争力を育てる方法を提示した」とし、「日本への訪問で学ぶことになる生の事例を、広域ソウル道構想に活用して韓国の新成長動力を引き出す」と意欲を示した。
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