無料対話アプリ「LINE」のロゴ(資料写真)=(EPA=聯合ニュース)
無料対話アプリ「LINE」のロゴ(資料写真)=(EPA=聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国のIT大手NAVER(ネイバー)は31日、東京に本社を置く子会社LINEが新会社「LINEフィナンシャル」を設立したと発表した。新会社は日本の金融庁に仮想通貨交換業の登録を申請し、審査を受けているという。 NAVERによると、LINEフィナンシャルは最先端の金融関連サービスの提供を目指し、無料対話アプリ「LINE」上での仮想通貨の交換と取引所の運営、ローン、保険などのサービスを準備している。仮想通貨の基盤技術であるブロックチェーンの研究開発にも取り組み、LINEでの安全な金融取引に努める。 NAVER関係者は、仮想通貨をLINEのスマートフォン決済サービス「LINEペイ」に連動させるかは未定と述べた。また、この仮想通貨サービスを韓国に取り入れるかについても「決定したものはない」とした。 世界的に対話アプリに仮想通貨を取り入れる動きが広がっている。韓国については、対話アプリ最大手「カカオトーク」を運営するカカオは仮想通貨を活用する計画はまだないとする。同社は韓国最大の仮想通貨取引所「アップビット」の約20%の株式を保有している。
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