ワークライフバランスを重視する若者が増えている一方、年次休暇を消化できない会社員が多いことが分かった(エクスペディア提供)=(聯合ニュース)
ワークライフバランスを重視する若者が増えている一方、年次休暇を消化できない会社員が多いことが分かった(エクスペディア提供)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】旅行サイト世界大手のエクスペディア(米国)が韓国の20~50代の会社員1000人を対象に今年の有給休暇の使用状況を調査したところ、およそ10人に7人が今年付与された年次休暇を全て消化できず、11月23日現在で平均4.8日残っているとの結果が出た。 回答者のうち付与された年次休暇をまだ使い切っていない人は69%で、15日以上残っているという回答者も10%に達した。 今年中に年次休暇を使い切れなさそうだと答えた人は34.3%、年次休暇を1日も使えなさそうだという人は16.4%だった。 残りの休暇を使用できない理由として「業務が多く仕事から離れられない」(40.9%)と答えた人が最も多かった。続いて「周囲の目が気になって」(28.6%)、「他の人と休暇の日程を合わせるのが難しいから」(13.8%)などの順だった。 「職場で休暇申請を却下されたことがある」という人も回答者の27%に上った。 すでに年次休暇を使い切ったという回答者は、20代が36.3%で最も多かった。 エクスペディアは「仕事と日常のバランス『ワークライフバランス』を重視する若者層が増えていると解釈できる」と説明した。
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