謝罪碑(上)が慰霊碑に書き換えられた(資料写真)=(聯合ニュース)
謝罪碑(上)が慰霊碑に書き換えられた(資料写真)=(聯合ニュース)
【天安聯合ニュース】韓国中部・天安の国立墓地にある旧日本軍の慰安婦被害者に謝罪する内容の「謝罪碑」を「慰霊碑」に書き換えたとして公用物損壊罪などで在宅起訴された日本人の男の初公判が21日、大田地裁天安支部で開かれ、検察は懲役1年を求刑した。 検察は、謝罪碑を棄損し、両国間の対立を招きかねないと求刑の理由を説明した。 謝罪碑は朝鮮人の女性を強制連行したと証言した故吉田清治氏が設置したもので、男は謝罪碑の上に慰霊碑と書かれた別の石板を貼り付け、碑を損壊した罪に問われた。 男は吉田氏の息子の依頼で書き換えたと認めた上で、碑の所有権は国ではなく吉田氏の息子にあるとして公用物損壊には当たらないと反論した。 検察は吉田氏の息子についても男に碑を無断で書き換えるよう教唆したとして在宅起訴したが、息子は出廷しなかった。 吉田氏の証言を巡っては、朝日新聞が2014年に虚偽だったとして記事を取り消している。 判決は来年1月11日に言い渡される。
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