「ビジラント・エース」が始まった4日午前、光州市の空軍第1戦闘飛行団の滑走路から離陸する米空軍の最新鋭ステルス戦闘機F22(韓国空軍提供)=4日、ソウル(聯合ニュース)
「ビジラント・エース」が始まった4日午前、光州市の空軍第1戦闘飛行団の滑走路から離陸する米空軍の最新鋭ステルス戦闘機F22(韓国空軍提供)=4日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国統一部の白泰鉉(ペク・テヒョン)報道官は4日の定例会見で、北朝鮮が韓米合同空中訓練「ビジラント・エース」を非難したことに対し「(訓練は)韓米が実施する定例の防衛訓練だ」と反論した。 韓米の両空軍は同日から8日まで朝鮮半島上空で「ビジラント・エース」を実施する。北朝鮮の対韓国窓口機関、祖国平和統一委員会は3日、報道官談話を発表し「強力な戦争抑止力を握るわれわれの忍耐と自制力が限界を超えようとしている」としながら、同訓練を非難した。 白報道官は談話について「北の反応についてはいちいち言及しない」と述べた。 一方、核武力の完成を宣言した北朝鮮に対し国際機関を通じた人道支援が年内に行われるかとの質問には「国際機関との協議結果など諸般の事項を総合的に検討する。支援の時期が決まったらお知らせする」と答えた。 また「北の一方的な主張(核武力完成)を政府は容認しない。国際社会と共に北の核問題を平和的に解決するため最善の努力を傾けている」と強調した。
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