広報映像に出てくるいくつかの場面(文化体育観光部提供)=(聯合ニュース)
広報映像に出てくるいくつかの場面(文化体育観光部提供)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国文化体育観光部所管の海外文化広報院が製作した平昌冬季五輪(来年2月9日開幕)の広報映像が好評で海外ネットユーザーから賞賛を浴びている。 同映像は人工知能(AI)を搭載したロボットを通じて韓国と平昌五輪を紹介するもので、人間とAIによる10年におよぶ戦争が起こり、人間が勝利した理由を探るため、AIとして唯一残った女性型ロボットが人間の歴史と精神に関するデータを振り返り分析する内容になっている。 ロボットは人間にはAIが理解できない情熱や喜び、愛などの感情があることを悟る。特に集まって、共に笑い、踊る「祭り」の文化がることを知り、韓国の「宴(うたげ)」に注目する。映像はその上で1950年代の朝鮮戦争を乗り越え、経済成長を成し遂げて1988年のソウル五輪、2002年のサッカーワールドカップ(W杯)韓日大会、朴槿恵(パク・クネ)大統領(当時)を退陣に追い込んだ昨年の「ろうそく集会」を経て平昌五輪へと進む韓国の姿や平和五輪の意味を紹介する。 約4分半の英語版の映像は14日に海外文化広報院の多言語ポータルサイト「コリアネット」(http://www.korea.net)、動画投稿サイト「ユーチューブ」の公式チャンネル(https://www.youtube.com/user/GatewayToKorea)、公式フェイスブック(https://www.facebook.com/Korea Clickers)に掲載され、20日現在の再生回数は277万回に達した。 海外のネットユーザーは映像のコメント欄で「映画のようだ」など熱い反応を見せている。 海外文化広報院は20日から韓国語版をはじめ、中国語、スペイン語、ロシア語、アラビア語、フランス語、ポルトガル語、ドイツ語、日本語でも公開する予定だ。
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