【ソウル聯合ニュース】北朝鮮核問題を巡る6カ国協議の韓国首席代表を務める外交部の李度勲(イ・ドフン)朝鮮半島平和交渉本部長は31日、中国首席代表である孔鉉佑朝鮮半島問題特別代表兼外務次官補と北京で協議する。それぞれ首席代表に就いてから初めての2国間協議となる。 両者は今回の協議で北朝鮮の核・ミサイルに関する現在の状況を評価し共有する見通しだ。またトランプ米大統領の韓国、中国、日本などアジア歴訪を前に朝鮮半島情勢の安定的管理と北朝鮮核問題の平和的、外交的解決に向けた協力策についても議論するものとみられる。 中国で第19回党大会が閉幕して以降、米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の在韓米軍配備で冷え込んだ韓中関係が改善する兆しを見せる中、今回の協議で北朝鮮核問題における協力にも弾みがつくのか注目が集まる。 一方、6カ国協議の韓米日首席代表は18日から20日かけてソウルで、2国間、3カ国間協議を行っている。
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