現代自動車は中国事業の不振に苦しんでいる(イメージ)=(聯合ニュース)
現代自動車は中国事業の不振に苦しんでいる(イメージ)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】ブランド価値の評価会社ブランドストックが26日発表した韓国の7~9月期のブランドランキングで、現代自動車の主力3ブランドが一斉に順位を下げた。同社は米最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の在韓米軍配備問題が影響し、中国で販売不振に陥っている。一方、ブランド1位はサムスン電子のスマートフォンブランド「サムスンギャラクシー」が守り続けている。 現代の高級車ブランド「ジェネシス」は29位だった。快走が続いていたが、7~9月期は前期から5ランク後退した。ジェネシス登場前まで韓国を代表する大型セダンとして認識されていた「グレンジャー」は48ランクダウンの97位。また、前期に94位だった中型セダン「ソナタ」はランク外となった。 自動車ブランドでは、韓国で発売されたばかりの米電気自動車(EV)「テスラ」が60位に初登場し、ドイツの高級車「BMW」(68位)も上回った。 7~9月期は主要マンションブランドの価値の低下も目立った。新政権がマンションに対する投機的な需要を抑制するため8月に発表した不動産対策が響いたようだ。 7~9月期もブランド価値1位と評価されたのはサムスンギャラクシーだった。2011年7~9月期から連続トップだ。 2位は検索大手「NAVER(ネイバー)」。大型スーパー「イーマート」を抜き、ギャラクシーを追い上げている。ブランドストックは「ネイバーは先ごろ公正取引委員会から『準大企業集団』に指定された。企業の透明性が高まるとの期待感などでブランド価値が上昇した」と説明した。 イーマートに次いで、無料通信アプリ「カカオトーク」、KB国民銀行、仁川国際空港、テーマパーク「ロッテワールド・アドベンチャー」、新韓カード、即席麺「辛ラーメン」、グーグルがトップ10入りした。
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